ケルトの国、アイルランドにはたくさんの妖精たちが棲んでいます。
その中から、「ケルト魂の癒やし」のサイトに登場する、ステキな妖精たちを紹介していきますね!
「ディナ・シー」(英雄的妖精)
騎馬に乗って行進する、非常に高貴な妖精。中世の騎士のようなかっこをしており、優雅さも感じられる。緑の外套には黄金の縁取りがある。手にした槍も黄金。騎士団を引きつれ、馬たちはすばらしい血統のものばかりで、銀の蹄鉄に金のくわをしている。
「コレド」(未来を予知する腕のいい鍛冶屋)
ケルトの巨石遺跡の地下に住んでいる。とても陽気な妖精。月の輝く夜には地下パーティを開く。日本のこぶとりじいさんに出てくる鬼と同じような伝説を持つ。善良なものと欲ばかりなものを見分けることができる。「白雪姫の七人のこびと」のような感じ。
「グルアガッハ」(3つの顔を持つ美しい魔女)
家や農園を守護する妖精。人間の姿にそっくり。豊かな金髪をしている。美女だが、モルガン・ル・フェよりも庶民的。雨の日に濡れた格好で家を訪れ、身体を乾かしたいので雨宿りさせて欲しいという願いを聞き入れれば、その家に幸運が訪れるといわれている。
「レプラホーン」(大金持ちの妖精)
レプラホーンは群れることなく、いつも一人で行動する。妖精にはめずらしく、自分の職業を持ち、仕事に励んでいる靴職人。顔はしわだらけ、鼻は尖っていて、めがねをかけている老人。金持ちで、宝の隠し場所を知っている。
「ガンコナー」(口説き妖精)
彼に話しかけられた女性たちはみんな、彼の虜になってしまう。どの若者よりもハンサムで、パイプをくわえている。娘に言い寄って虜にしたあと、すぐに姿を消してしまい、そのため、残された娘は恋わずらいのために、死んでしまう。
「メロー」人魚の妖精
女のメローは美しく、流れような緑色の髪に、真っ白な腕、黒い瞳。魚のような下半身です。しばしば人間の男性を夫にします。おだやかで、愛情豊か、慈善的な性格です。
「モルガン・ル・フェ」妖精の島の女王
妖精たちの棲むアヴァロン島の女王。アーサー王のアヴァロンへと導いた。人間の姿をした美しい妖精。女王なので、品格がある。