「ポジティブな言葉を使いましょう」と言われるはずです。
でも、弱音を吐いてもいいんです!
もちろん、ポジティブワードは大切です。
しかし、それは心にポジティブの火種を持っているときです。
本当に疲れていたり、落ち込んでいるときは、ネガティブな気持ちに蓋をしないほうがいいでしょう。
長年つきあっていた恋人と別れた、やることが多すぎて頭がいたい……。
「もう、いやだ!!」
ネガティブなことは言ってもいいのです。
追いつめられているのに、それを蓋して、「私は幸せ」、「きっと大丈夫」と必死にあがいても、ずぶずぶと沼に埋もれていくでしょう。自分がどこにいるか、何を悩んでいるのかさえわからなくなるのです。
自分を責めたり、怒りっぽくなったら、ネガティブな気持ちとしっかり向き合いましょう。ポジティブワードでごまかさないほうが、早く沼から脱出できます。
同じような気持ちの人たちと悩みを共有したり、カウンセリングに行くほうが、心の浄化ができるのです。
つらい原因は、あなたのせいではないのです。様々な状況が重なって、うまくいかないことがあるのです。
自分を苦しめているのは何か。自分は何をできるのか。できないなら、誰が助けてくれるのか。
無理なことや変えられないことはあきらめ、つらい気持ちを吐き出しましょう。
ポジティブだけの社会はつらい、ネガティブだけの社会も暗い。だから、両方あっていいのです。
喜怒哀楽、どれも人生で起こってきます。
怒と哀が終わったら、必ず喜と楽がやってくるのです。