自分はいったい、何者なのか。他人のことはわかるのに、自分のことになると、真実が見えなくなることがあります。「私」は誰? 人からどう見られたいのか。
それがわかるちょっとした質問があります。
自己紹介などで、「私」を指さすとき、身体のどこをさしますか?
1、顔
2、首あたり
3、胸
4、それ以外
あなたはどこを指さしたでしょうか?
これで、あなたが人にどう見られたいのか、がわかるのです。
1、顔……社会性や思考を象徴する顔。個人(私)よりも社会的立場で判断されたいと思っています。たとえば、自分をさらけ出すよりも、社会における自分(〇〇会社、〇歳……などのプロフィール)で見られたいタイプ。精神性が高く、協調性があり、本音と建前をわけるでしょう。
2、首あたり……あごの下や首あたりは、コミュニケーションや表現力をあらわしています。あなたは自己表現によって自分を認められたいタイプ。言語能力や話術等に優れているでしょう。
3、胸……胸は感情や個人を象徴する部位。あなたは自分の個性、存在を認めて欲しいタイプ。あるがままの自分を見られたいと思っているでしょう。マイペースで、自分に自信があります。
4、それ以外……基本的には、顔から胸あたりを指差します。それ以外を選んだあなたは、本当の自分を見せたくないようです。ちょっと変わった人を演出していますが、本当はシャイで、真面目な人。
自分を指差す行為は、あなたの無意識があらわれています。
また、相手がどこを指差したかによって、その人とどう接していいのかもわかるでしょう。