占いで、相性を診断する人は多いでしょう。最高の相性であればうれしいですが、今ひとつだと、ちょっと不安になりますね。
相性の良し悪しはありますが、努力できる部分も大いにあります。
ある再婚を希望されている男性が、こんなことを言っていました。
「相性が悪かったために離婚をしました。今度、結婚する人とは絶対に幸せになりたい。占いの相性を重視して、再婚相手を選んでいる」……と。
彼の発想には問題があると思いました。
それは、離婚の原因を相性のせいにしている点です。
相性が本当に悪ければ、結婚には至らなかったでしょう。互いに引き合うものがあったから、結婚したわけです。離婚に至った理由はあるでしょうが、それをすべて相性のせいにしていては、成長がありません。
うまくいなかったことは経験として、次のステップにすることは大事です。
相性のせいだけではなく、何が問題だったのか。どうすれば改善できたのかをしっかり見つめる必要があるのです。
最高の相性であっても、うまくいかない問題が出てくるのが結婚生活。夫婦は合わせ鏡なので、相手を通して、どうしてうまくいかなかったのかを探ることが、次のパートナー選びに活かす秘訣です。