古代ケルト 謎の4大祭祀とは?

ケルト

ロマンに満ちたケルト神話の時代、ケルト人たちが、大地や神々に祈りを捧げた4つのお祭りのことを、「ケルト4大祭祀(さいし)」と呼んでいます。

 今回は、ケルト4大祭祀について少し説明します。

古代ケルトの暦は、Quarter Dayと呼ばれる4つの節目(冬至、春分、夏至、秋分)に分類されています。さらに、4つの節目の間にCross Quarter Dayを挟んで8つに区分していました。その4つの時期にお祭りが行われたのです。

Ⅰ……インボルグ(IMBOLC) 

2月1日に行なわれる春を告げるお祭り。女神ブリジットにささげられ、精霊たちの眠りを覚まします。 

Ⅱ……ベルティネ(BELTANE   

4月30日夜から5月1日にかけて行なわれる、夏の到来を祝うお祭り。恋人たちはすべての垣根を取り払い、自由に愛し合います。                           

Ⅲ……ルーナサ LUGHNASADH

8月1日、秋の収穫を祝い、光神ルーにささげるお祭り。妖精や精霊たちが自由にこの世を行き来します。

Ⅳ……サウィン(SAMHAIN)

10月31日の夜と11月1日に行なわれる新年を祝うお祭り。ハロウィーンの起源であり、この時期、「冥界」の壁がとりはらわれます。

遥か昔の人たちも、私たちと同じようにお祭りを楽しみ、祈りを捧げていたかと思うと親しみを感じますね!

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