恋愛を数学で解明する本

数秘術

私たちの身の回り、すべての分野には数字が隠れています。

遺伝子、スポーツ、テクノロジー、自然界や宝くじ、金融危機に恋愛問題……。

そんな数字のおもしろさが書かれた本『身の回りを数学で説明する事典』コリン・ベバリッジ著(ニュートンプレス)

        

面白かったのは、ロマンスの話で、最高のパートナーに出会うチャンスを、数学的に分析しています。

たとえば、          

アメリカでも、オンラインデートアプリが盛況ですが、そこで「最高のパートナーに出会うチャンスを最大にする戦略は何か?」を、理屈っぽく説明しています(笑)

それは、

候補者があらわれる順番やサイトなどのシステムに関係なく、

候補者の最初の37%まではただジャッジして、その後、それまでの最高点を越える人があらわれたら決めること。

小難しい言い方ですが、たとえば、

10人と出会うと決めたなら、最初の3~4人までは男性(もしくは女性)を冷静に評価し、その3、4人以上の魅力的な人があらわれたら、その人に決めるということです。

「もっといい人がいるかもしれない」と思わずに、前にジャッジした人よりも、魅力が上回れば即、GOサインを出す。

(もちろん、相手もいることなので、必ずしもそれで決まるわけではありませんが、こちらからはOKする姿勢を持ちましょう)

逆にいえば、いつまでも相手のことを評価していると、結果的にどんどん婚活が長引き、最終的に孤独が待っているので、短期間で決めたいのなら、GOサインを出す勇気が必要なのです。

※Aline Dasselさんによるイラスト

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